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プロフィールprofile

檀美知生プロフィール  村嶋 由紀子プロフィール  檀・村嶋からのごあいさつ

檀美知生プロフィール


本名村嶋紀久男。1947年1月17日生まれ、今年69歳。生まれも育ちも福岡県。県立福岡高校に在籍、ブラスバンド部でトランペット担当。
その後、早稲田大学商学部に入学、早稲田大学合唱団に在籍する。
檀上さわえ氏の指導を 受け、正指揮者となり、全国の「学生のうたごえ」の中心部で活躍する。
 卒業後、1970年に日本IBM入社、由紀子と同年結婚、兵庫県芦屋市に居住。金融機関担当のITスペシャリストとして全国を駆け回り、エネルギッシュに活躍をする。
一方、仕事と両立させながら、30歳台後半から村嶋由紀子と共に合唱活動を再開、1989年合唱団TERRAを創立、その代表として「阪神淡路
大震災」も乗り越え、これまで23回の定期コンサートを行う。神戸文化大ホール昼夜2回公演など3000名の観客を対象に、独自の手法<コーラスミュージカル>での舞台を届け、そのほとんどの舞台で主演をやりぬく。

1997年・1998年・2004年には『BELIEVE ME(原作
オペラ座の怪人)』で「怪人役」、1999年・2002年・2007年には『夢学校』シリーズの「学園長役」、その代表のあたり役。1997年・2006年『CATS IN KOBE』、2002年『ビューティフル・マジック』、2000年・2006年の『IN THE FUTERE』、2008年『雪の女王(アンデルセン原案)』、2009年『光と風のカフェテラス』でもいずれも重要な役どころで活躍。さらにはそのどの舞台でも常任指揮者としてオケピットで指揮も、役をこなしながらやっていくという信じられない大活躍をやりぬいている。むろん合唱の公演では、指揮者として専念する。

 ソリストとしては、2006年芸文センター「第1回リサイタル」、 2009年松方ホール「第2回リサイタル」、檀上さわえ氏とのジョイントで東京音楽の友ホールにて「第3回リサイタル」、昨年2011年芸文センターにて「第4回リサイタル」、2013年1月「第5回リサイタル」、2014年1月「第6回リサイタル」を行う。全国的にも仙台、大阪NHK ホール、長野県無言館美術館にて「無言館」ソロでの活躍をする。
 海外では旧ソ連やバルト3国のラトビアをはじめ、中国公演には3度の同行、海外公演でもソリストとして活躍をする。阪神・淡路大震災で練習場所の確保が困難となり、独自のレッスン場・コンサート用<TERRAホール>を建設、活動の拠点とし、このホールにて合唱指導・個人声楽指導を行う。
 2011年7月より復興支援のプロジェクトリーダーとして、18回の支援訪問と9回の現地公演を行う。2014年1月12日、陸前高田より両親を亡くした児童を含む子どもたちとそのご家族を招待し、「第6回リサイタル」の中で感動のステージを共にする。半年後の7月に陸前高田と大船渡で子どもたちと現地公演を大成功させた。2015年1月「第7回リサイタル」を<阪神淡路大震災20周年記念事業>として大成功させた。
また2016年4月コーラスミュージカル「雪の女王」で<博士>役で舞台の中心的存在として活躍する。
指揮は関西指揮研究会・全国指揮者講習会、また大阪音大指揮者マスタークラスなどで学ぶ。声楽は檀上さわえ氏、金光良美氏、清水光彦氏に師事。

村嶋由紀子プロフィール


  神戸市に生まれ、育つ。早稲田大学教育学部に入学し、4年間早稲田大学合唱団に在籍し、卒業と同時に檀美知生(村嶋紀久男)と結婚、兵庫県芦屋市に在住。さらに神戸公立中学校社会科教諭として38年間勤務する。その間、阪神淡路大震災で最も住民犠牲者の多かった校区の東灘区本山南中学校で、震災の翌年から「教育復興担当(のちに心のケア担当)」となり、震災で傷ついた中学生の心のケアを専門に行う職務につく。「震災新聞」から始まり、毎年「震災アンケート」「震災作文」を全校を上げて実施、数々の貴重なデータを生みだすと共に、優秀なケア活動を行い、神戸市で11年間という最も長く、退職する年までその任に着く。
 一方、仕事と両立させながら、30歳台後半から檀美知生と共に、音楽活動を再開、1989年合唱団TERRAを創立、ディレクターとして組織ばかりでなく、音楽創造の中心的役割を果たしてきた。特に<コーラスミュージカル>の脚本・作詞・演出そして演技指導に至るまで手掛け、「世界で唯一の手法」と言わしめる独自の表現形態を確立する。脚本はすべてオリジナルで主な作品は最近のものまで入れると16本、再演作品もすべてあらたな書き下ろし作品。

 村嶋由紀子コーラスミュジカル脚本一覧
1997年1月公演  『BELIEVE ME(原作オペラ座の怪人)』初演

1997年9月公演  『CATS IN KOBE
                   −大震災に遭った猫たちの物語』初演

 1998年1月公演 『BELIEVE ME(原作オペラ座の怪人)』再演
 1999年3月公演  『夢学校T』初演
 2000年11月公演 『オムニバス』
 2002年3月公演  『夢学校U−夜空のロミオとジュリエット』
 2002年12月公演 『ビューティフル・マジック』
 2004年3月公演  BELIEVE ME(原作オペラ座の怪人)』                                再々演
 2005年3月公演  『CATS IN KOBE
                    −還ってきた猫たちの物語』

 2006年3月公演  『IN THE FUTERE』
 2008年1月公演  『マダムテーラーの事件簿』(いのち公演にて)
 2008年10月公演 『雪の女王(原案アンデルセンより)』
 2009年11月公演 『光と風のカフェテラス』
 2012年8月公演  『雪の女王―支援コンサート版』
 2013年5月公演  『AKMY探偵団ー謎の怪人の巻』
 2014年1月公演  『奇跡の街』
 2014年7月公演  『奇跡の街 現地公演版』
 2015年1月公演  『光る風の街』
 2016年3月公演  『雪の女王』

 また作詩活動も意欲的に行い、高平つぐゆき作曲作品では、組曲「めぐる春」全4章・組曲「無言館」全5章をはじめ、コーラスミュージカル挿入曲は「離れていても」など22曲。また檀美知生作曲コンビでは11曲など、合計40数曲を生みだしている。
 2011年より檀美知生と共に東北支援活動のプロジェクトを立ち上げ、音楽を通して、陸前高田の人々、特に震災遺児などの子どもたちと深く交流・支援している。子どもの持つ力を信じ、関西の大人とのコーラスミュージカルの共演ステージ のための脚本づくりに挑戦し、2012年と2014年公演、2015年公演では<阪神淡路大震災20周年記念>と、2016年にはコーラスミュージカルだけの公演を大成功させる。この手法は合唱とミュージカルを調和させた手法で、多人数出演ばかりでなく、地域や世代を越えた出演者による手法を成功させることで、時代に対応してこれからも追及する意欲を持っている。

檀・村嶋からのごあいさつ

檀 美知生と村嶋由紀子は、青春時代に早稲田大学合唱団で愛と平和の力強い連帯の歌声に包まれた出会いが、私たちの結びつきの第一歩となりました。 社会人となり関西在住になっても音楽創造活動を、仕事と両立させながらおよそ50年にも及び、今に至るまで続けてくることができました。  その間、20年前には「阪神淡路大震災」に被災地の真っ只中で遭遇、直後から「被災地の中からの復興」を掲げた音楽活動を若い幅広い人々と共に行い続けました。 練習場が大震災に奪われたのを期に、自宅に音楽ホール(TERRAホール)を音楽活動の拠点として建設、かつ復興をテーマの作品の数々を生み出す活動を行いました。 また独自の表現形態である「コーラスミュージカル」を、自ら主宰する合唱団TERRAで追及、20数年間、数多くの大公演を大成功させてきました。 さらには今に続く約200曲にも及ぶ創作曲・編曲を生みだし続け、数多くの音楽財産を残すことが出来ています。
 こうした経験の積み重ねの中、「東日本大震災」の津波と原発災害の勃発、被災地の窮状を目の当たりにすることになりました。 そこにかつてと同じ痛みを感じ、被災の人々のために役立つ音楽活動として「私の好きなこの街復興支援プロジェクト」を立ち上げることになりました。 岩手県陸前高田市を中心に音楽文化での支援を行い、かつ関西を主とした全国に文化で結ばれた支援の輪を広げること、の2つを音楽創造活動の柱として展開しています。被災地の復興状況は、津波で消失した街を蘇らせる復興活動は阪神淡路大震災時よりはるかに遅く、原発被災地ではそのメドさえ立っていない状況です。
時代の流れも不透明であり、遠隔地であるため、私たちの力の限界を感じることが多いことも事実です。ただ関西に避難されている被災地の方々との出会いもあり、新たな方々との出会いもたくさんでき、深まってきています。
2016年4月に勃発した熊本地震にも歌での被災地支援を展開する予定です。
 今、私たちにできることを進めたいと、プロジェクトの活動の継続と発展を願い、ホームページの充実を図っていきたいと思います。
 半世紀以上の私たちの音楽芸術創造活動に信頼と愛の心を寄せてくださる方々、さらなる理解を深めてくださる方々、これから未来に連帯くださる方々に感謝の気持ちを持って、 私たちの活動を伝えていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


私の好きなこの街復興支援プロジェクト

〒659-0062
兵庫県芦屋市宮塚町12−19

TEL 0797-22-9438