オレンジ色の夕陽沈んでも必ず明日を信じている
虫も鳥も動物たちも祈りのメロディ奏でるよ
大地が揺れて見えないもので美しい故郷は汚された
どんなに涙が溢れてもいのちの鎖を守るためのがれる道を求めよう
これは勇気で拓く道 一人じゃないよと呼び合って
仲間と共に同じ痛みをわかちあい生き抜いてゆこう
作詞 村嶋由紀子 作曲 檀美知生
奇跡の街合唱団は、アフガニスタンで貢献された中村哲氏と我が団代表の檀美知生が高校の同期生で
あったご縁から、2016年に我が団主催での公演会を実現し、それ以降中村氏を応援し続けています。
このたび、ドクター・サーブ中村哲>の真実を伝える「本格的 中村哲物語!!」を笑いあり涙ありの楽しい
コーラスミュージカルに仕立てます。
歌が好きな方、中村哲氏を尊敬されている方、一緒に舞台を創りましょう!!
架空の外国の物語、架空のセントガイア学園が登場
子どもキャスト11名、楽しさまんまの猛練習中、乞うご期待!!
11月10日(土)、<奇跡の街合唱団>の大人子どもで、芦屋浜ピクニックを楽しく行うことができました!
雲一つない晴れ渡った青空、美しい紅葉が映える天候に恵まれました。
いろんな歌を歌う中も、私たちの新曲「シークレットガーデン」を何度も楽しく歌いました。
どこでも大人と子どもが一緒に楽しく歌える、遊べるが、私たちの団の特徴です!!
歌声は松林の風景にとけこんで響き渡りました。
復帰の子ども団員さんが参加してくれたこと、とっても嬉しかったです!!
「CATS」公演にご協力くださった皆様、お待たせ致しました。
この度、前公演と打って変わった、ネコではなく<人間の外国の物語>にチャレンジします!!
我が団最大の特徴、<大人と子どもで創るコーラスミュージカル>という点では変わりありません。
物語の縦糸は、子どもたちが大活躍する、英国名作バーネットの「秘密の花園」を原作としたお話し。
そこに横糸として大人たちが大活躍する、災害に立ち向かう物語があります。
それらが織りなす、人間の成長と愛と連帯を描き出す、オリジナル作品です。
災害と言えば、打ち続く台風や地震の自然災害、そして原発事故災害は、その深刻度を増している今日的課題です。
その課題に渾身の思いで、村嶋由紀子が真っ向から切り込んで書き上げた作品です。
10月7日の練習時に初読み合わせが行われ、「鳥肌が立った」、「今だからこそやるべき」などのやる気に満ちた感想が続出しました!!
こうした現団員を柱として頑張る決意を持つと共に、さらなる<コーラス隊>の皆さんと共に迫力ある舞台を作り上げようとの思いです。
どうか、「団員募集」チラシをご覧になり、興味のある方、見学者をお待ちしています!!
奇跡の街合唱団 代表 檀美知生、村嶋由紀子
申し込み・問い合わせ 0797-22-9438 村嶋まで
5月27日(日)に「7月公演」に出演する8人の子ども団員が全員集合しました!!
後列左からキャスト名で〈だいち君〉〈そら君〉〈かぜ君〉〈やま君〉の男の子、
前列左からは〈すみれちゃん〉〈ぽぽちゃん〉〈なのちゃん〉〈ゆりちゃん〉の女の子の、エイトメンバーです!!
この日はまず、演技の心を作る所から始めました。「悲しい気持ち」や「嬉しい気持ち」を想像して、
「泣く」ことや「ママに抱きつく」ことをやりました。
セリフがはきはきしただけでなく、お芝居が真に迫ってきて、とても進歩がみられました。
素直な心こそ、表現力アップになるのですね。
もう一つの写真は、その保護者で同行する大人たち、子どもたちに刺激されて、負けず劣らず頑張る決意です。
大津町・南阿蘇の皆さん、福岡の朝倉の皆さん、待っていてくださいね、成果をお届けできるようあと1か月頑張ります!!
なお、行けない団員の皆さんはお留守番ですが、〈キャスト名〉はそのまま残してあります。
帰ってきたら一緒に歌いましょうね。
7月14日(土)から3日間、37名の大人子ども団員と支援公演を行い、熊本地震及び九州豪雨の被災地の皆さんを励まします。
4月末檀・村嶋による先遣隊で、南阿蘇の友人村田隆一氏とボランティアの高砂晴美氏の協力を得、南阿蘇全小中学校の校長・教育委員会教育長などの方々への面談、朝倉仮設集会責任者にもお会いでき、3公演とも立派な会場をお借りできました。
多くの観客の皆様に来て頂くため、チラシポスター、1万枚を作り上げました!!
5月末にはそちらにお届けできる予定です。
どうか、地元の皆様、配布や掲示、宣伝へのご協力、よろしくお願い申し上げます。
私たちは大人・子ども団員力を合わせて、立派な内容の公演に仕上がるよう、練習に専念します!!
「CATS」子役に加えて、「友だちネコ」も新たに団員に迎えてのスタートです!!
左はおやつ作りで笑顔の勢ぞろい、右は「宮塚公園」での夢を乗せたシャボン玉遊び。
2月25日(日)に、「2018奇跡の街学園」(奇跡の街合唱団子ども練習)が開かれました。
むろん場所は、TERRAホール!!新しいお友だちも迎えて、「大切なもの」や「「ドリーム」という歌を新しく覚えました。
お芝居の「セリフ」もきちんとやりました。
途中、おやつ作りもしたり、終わってから<宮塚公園>でシャボン玉を飛ばしたり、とてもとても楽しい練習になりました。
今年の前半期のまず第一の企画は、この公園で4月に行われる「宮塚公園リニューアルイベント~ミュージカルと歌う会コンサート」に大人と共に出演します!!
1997年(阪神淡路大震災の2年後)から2017年までの、「TERRAホール」での20年間の音楽活動を、檀美知生と村嶋由紀子で動画にまとめたものです。
私たちはまだ音楽活動の「旅」の途中、1月14日「CATS IN KOBE」公演を大成功させて、次の課題にまだまだ向かっていきま~す。
もしこのホールで練習を共にされたい仲間がおられましたら、どうか一度見学へ!!
7・30コンサート、本番直前やや緊張気味での集合写真 南阿蘇から贈られたバラと共に
檀美知生「ほうすけのひよこ」独唱
メイキング「CATS」大人団員の芝居と合唱 初ゼリフと歌のの子ども団員
2017年猛暑の7月30日(日)芦屋市民センター・音楽室にて開催の
「TERRAホール設立20周年記念 いのちと地球のコンサート」は、会場一杯100名以上の観客を
迎え、成功裏にやり遂げることができました!! ご声援、ありがとうございました!!
第一部では檀美知生の独唱で高い音楽性と感動をお届けし、第二部では「メイキングCATS」のミュージカルと合唱を、新旧の全団員でお届けすることができました。
子ども団員の初ゼリフ挑戦も温かい拍手で上手くいくことができました。
これをステップに次の来年1月「CATS」公演への取り組みへと向かう自信としたいと思います!!
フィナーレには放射能被害の避難者代表、森松明希子さんからの訴え、そして避難者支援ソング「いのちと地球の物語」を会場の皆と大きな声で歌い交わすことができました!!
皆さん、ミサイルだのイジメだののニュースをはねのけ、命と平和が大事にされる世の中を強く願って、私たちは今一つの舞台へと邁進しました!!
「CATS」ネコの物語は、2017年5月7日には最新の脚本(村嶋由紀子著作)が出来上がり、読み合わせも行われました。
楽しいネコのキャラクターが一杯出てきて、大人も子どもも出演、大切なメッセージを力強く盛り込んだ物語。
思えば今の世の中、み~んな傍観者になってしまい、結局は誰かさんのやりたい放題を見過ごしてしまうニャんてことニャい?
物語は「避難者支援」も「いじめに負けない」も「平和を大切にする」もぜーんぶメッセージに込めた歌とお芝居なんです。
「コーラスミュージカル」には迫力あるコーラス隊、楽しさ盛り上げるダンス隊、意欲ある新人も加わって来られ、ますますTERRAホールは大盛り上がり。
子ども練習も軌道にのってきています。
(クリックで拡大表示)
毎日新聞「被災地苦悩『ネコ』で表現」
朝日新聞「原発避難者の悩みすくう歌劇」
2016年8月31日(水)から9月2日までの3日間、4回ものコンサートを用意して頂きました。
詳細は、「活動報告第三十二章」をご覧ください。
2016年8月21日(日)芦屋ルナホールで開催された「中村哲医師講演会」では、満員の観客の感動を物語るように、ペシャワール会の書籍やDVDが飛ぶように売れたそうです。
また<ペシャワール会>と、<熊本・阿蘇義援金>の双方に多額の寄付金が寄せられました。
その中で、いつもフリマ活動で私たちを支援してくださる「コスモス会」からも双方に10万円ずつの寄付金が寄せられました。
8月21日中村哲医師講演会で、<第一部>の平和と復興の支援のため歌われる「あなたへー森松明希子著作20年後のあなたへー」(最新版)の動画を
YouTubeと
Facebook
にアップしました!! 同じく演奏の「組曲無言館・弟よ」も
YouTubeと
Facebookに
アップされています!!「あなたへ」は、次回公演「CATS」にも登場します。
第1弾 12月19日(土)「みちのく談話室・クリスマス会」に出演映像
あなたへ
がんばっテラ・サンバ
第2弾 1月30日(日)「原発賠償関西訴訟団交流会」出演版映像
あなたへ
がんばっテラ・サンバ
第3弾 1月31日(日)TERRAホール版映像
あなたへ
年も暮れゆく12月最後の練習には大人と子どものこんな笑顔が大集合!!
こんなに満足の表情がんばり切った証し。
思えばこの2015年に出会った仲間たち、このめぐり合いに感謝せずにはいられません。
12月20日(日)TERRAホールにて練習後にクリスマス会
<子どもを守る>テーマを歌い上げた新曲、「あなたへ」は、物語のテーマ曲として大きな感動を呼びました!!
村嶋作詞、檀作曲のこの新曲は、福島から母子避難された森松明希子さんの著作の本の中にご自身のお子さんに宛てた
「20年後のあなたへの手紙」の中の文に、感動した2人が物語のヤマ場で歌として完成させたのでした。
「雪の女王」(2016年)でも歌われ感動を呼びましたが、原発賠償関西訴訟団・交流会でも歌われ、今回(2018年)の「CATS」でも歌われます!!
8月3日神戸新聞 8月7日毎日新聞岩手版
6月10日毎日新聞阪神版 12月9日朝日新聞
20年前の大震災で練習場を失ったことをきっかけに檀・村嶋が全てを注いで被災後2年に芦屋に建設。
鉄筋3階建の1階部分、広さは約90㎡、100人収容。ピアノ2台設置。
防音は完璧で、音響にも優れ、音楽コンサートとしても使用。
我が合唱団の練習及び檀声楽教室にも使用。
2015年に、ホールの扉も新しく生まれ変わり、
今でもとてもきれいニャんですぅ!!
これは20年前村嶋の本山南中で教え子だった
木山典子さんの左官の技を駆使して作り上げて
くれたものです。
世界初の、珪藻土を使った
自然素材のドア なんですよっ!!
2016年9月24日(土)の奇跡の街学園(子ども練習)で、南阿蘇出身のクマモン主演で
「森のくまさん」の替え歌入り動画を撮影しました。歌がうまく歌えなかったり、クマモンが
ぐるぐる回ったり、倒れたりで、テイク5までがんばりました。中でも皆の笑い声も クマモンが
再生してしまうので大笑いでした。ダン・ムラチームでさっそく作成、どうぞご覧ください!!
2016年2月14日(日)、愛の手づくりチョコならぬ、手作り「衣装」を完成させました!!衣装は「テラテラ鳥帽子」と「翼」づくりでした。
アルトの射手矢さんデザインの<くちばし>はなかなか迫力あり!!
これを身に着けるとどうなるでしょうか?それからどうして『雪の女王』に「鳥」の登場なのでしょう?それは観てのお楽しみ、皆さん、是非来てくださいね。
団員や観客の笑顔を思い浮かべての大人と子どもの衣装作り、楽しかったで~す!!
2016年2月14日(日)TERRAホールにて<衣装づくり>に励む団員たち
「コスモス会」の皆さんは、7月のカンパに引き続き、わずか4か月間で、フリーマーケットでの売上金のすべてを我がプロジェクトにそっくり寄付してくださいました!!この11月30日(月)に5人のメンバーの角石・皆見・竹内・彦坂そして団員でもある川野の5人の皆さんが
わざわざホールを訪れ、届けてくださいました。寄付金は10円、20円の売り上げとは思えないほどの多額のカンパにびっくり、大感激でした!! すべて陸前高田の子どもたちの招聘費用に役立つようにと、それを生きがいにがんばってくださっているとのことでした!!
9月5日(土)に芦屋木口会館大ホールで開かれた「ひょうご避難者サポートの会」にてプロジェクトより、歌をお届けにいきました。この日は、檀・村嶋、アモーレの田中・川野・松本弓美さん、 さらに嬉しいことには避難者で団員の河村さんと橋本ママと小春ちゃん親子が初デビューで、一緒に歌ってくれました。この日参加の避難者とボランティアの皆さんは「がんば・・」には手拍子で、 「あなたへ」には涙を流して共感、大きな拍手をくださいました。
2013年1月の私たちのコンサートで、震災遺児への支援の呼びかけに心を動かされて以来、
サポーターとしてそのすべての売上金を寄付し続けてくださっている団体です。
活動は同年8月に<苔玉(こけだま)>を売り始めて以来、尼崎市民まつりなど尼崎各所、
宝塚高齢者障害者福祉センター(フレミラ)・宝塚福祉センターなどの宝塚各所、
塚口サンサンタウン・神戸ファッションマート・有馬富士公園などなどで、
フリーマーケットを計35回も行って来られました。
コスモス会のメンバーは角石 小西 竹内 皆見 谷 彦坂 川野の7人の方々ですが、
フレミラ陶芸の会の仲間の方や親戚・友人知人・友達の友達…と輪が広がり、たくさんの人々から
手作り品・花苗・日用品等、善意の心が寄せられているそうです。
知り合った皆さんに陸前高田の子どもたちのことを知ってもらい、支援の心を広げる
大きな役割を果たしています。
月日 | 時間 | 場所・内容他 |
---|---|---|
8月23日(日) | 9:00~11:00 | 宝塚市役所横河川敷で朝市 |
8月6日(月)20日(木) | 11:00~13:00 | 宝塚高齢者障害者福祉センター(フレミラ) |
9月5日(土) | 10:00~16:00 | 塚口サンサンタウン |
2015年4月25日(土)、大阪にて<日本IBM親鴨会関西支部総会>が開かれ、
その場で<IBM合唱団(仮称)>が初デビューを飾る予定です!!
また我がプロジェクトから檀(村嶋紀久男)とアモーレの出演で「東北支援活動」報告の場も与えられます。
前者の合唱団は3月3日に結成で3月26日と4月17日のわずか3回の練習で本番に臨みます。ほとんどが合唱未経験者のIBMOBの男性15名、また女性3名にアモーレが助っ人で計10名、現在合計25名の素晴らしいパートバランスとなりました!!
そしてさすがコンピューターの技術者たち、パソコンを駆使して「練習」で音源を録音、各人自宅にて自主練習を重ねています。だから1回目より2回目と確実な進歩で生き生きした歌声を響かせ、本番がいよいよ楽しみになっています!!
曲は「麦の唄」「アメージィンググレイス」「私の好きなこの街」の素敵な3曲を選曲!!
むろん合唱指導は檀美知生(ここでは本名の村嶋紀久男の方がいいかも)と早川奈穂子の練習・本番ピアノ付きの、TERRAホールでの恵まれた環境で練習を展開しています。
私たちも、歌う楽しさを知る皆さんが増えることをよろこびを持って応援しま~す!!
下の写真はIBM合唱団(仮称)結成を記念して、参加者17名の皆さん TERRAホールにて
2015年1月公演から1週間後1月17日の早朝5時46分、東遊園地『希望の灯り』にてプロジェクトの団員と共に大震災20周年の祈りを捧げました!!
この日は何と10万人の参加だったそうで身動きもできないほどの大混雑の中、陸前高田「希望の灯り」実行委藤原氏と出会うことができ、東日本支援への心を新たにすることができました!!
各地の集中豪雨による被害、とりわけ広島市北部の土砂災害の被災者の皆様に、お見舞いと一日も早い復興をお祈り申し上げます。 2014年8月6日広島原爆祈念<灯篭流し>に檀・村嶋で参加し、「すべての被爆者とすべての被災者に平和と安全」を、
と祈った心を被災の皆様にお届けします。
2014年4月19日(土)大阪IBM本社にて、檀(本名村嶋紀久男)が勤めていた日本IBM・OB「親鴨会」関西総会があり、そこで支援の講演をしました。
檀と村嶋で、1月の子どもたちとの公演報道のTBS{ニュース23}放映と共に陸
前高田7月公演参加の訴えをしました。
出席された63名の皆さん(下記写真)は深く共感してくださり、DVDとCDを瞬
く間に協力購入、この日だけでも5万4千円のカンパをいただきました。
さらに嬉しかったことには、陸前高田にサポーターとして、6名の皆さん(奥様2人
を含む)が参加表明くださったことでした!!
本当にありがとうございました!!
いつもその売上金を「東北支援カンパ」してくださる<コスモス会>の皆さん が、春一番の風に乗って、2014年3月29日(日)の一日、六甲アイランド「神戸ファッションマート」のフリ
マに出店。
何百というお店に、お客さんも行列をなして待ちうけるという盛況ぶりを示し
ました。(写真左)
コスモス会の皆さんの目玉商品は「こけだま」、飛ぶように売れたそうです。
檀と村嶋が駆けつけることができたのは閉店間際でしたが、感謝の気持ちで記念写真をパチリッ!!
(写真右)
ありがとうございました!!
2013年ドイツ公演で「環境問題の講習会」の講師となって現われた方が、日本人青年 科学者の百瀬年彦さんでした。
ドイツのバイエルン州環境局でたった一人の日本人として「地中熱」の地質調査をさ
れている方です。
ご存じの通り、ドイツは「原発依存をしない」ことを宣言した国ですが、それを可能
にするためバイエルン州では地産地消エネルギーとして「地中熱」の実施に踏み切っ
ています。
日本人は100%「地熱」と間違えるそうですが、地中の熱を利用したとても手軽な
活用可能なエネルギーです。
この写真の皆さんを中心に、ガレージセイルをされ、その売上金13,110円を、
すべて私たちの「東北支援」へのカンパをしてくれました。
これは『アモーレ』川野さんとその仲間たちのよびかけで、胸に手作り「ひまわり」
を付けてくれての活躍でした。
皆さんの力が、少しずつ少しずつ寄せ合わさっていく喜びがこちらに伝わってきま
す。ありがとうございます!!
目指せ、陸前高田の人たち招聘費・目標100万円へのカンパ
金!!
1 はじめに
雪景色と氷点下のドイツからの旅を終え、夜の帰国を果たすと、日本では満開の桜の花が待っていてくれ、つい昨日までとの鮮やかな景色の違いに深く感銘した。2 「音楽は世界の共通語」を実感したドイツ公演
一番の感動はやはり2回のドイツ公演だった。全国から集まった合唱の精鋭たちよりなる「日本のうたごえ合唱団」総勢73名で、3月25日に<ホーフ>、27日に<デュッセルドルフ>2回公演を行った。そして私たちの演奏は、2-3回の合同練習の取り組みとは思えぬほどの、心の入った高い質の演奏をすることができたと思う。現地の観客や合唱団の皆さんもびっくりされ、最後は総立ちの拍手、スタンディングオベーションでアンコールまでされた。ドイツ人は芸術評価にはとても正直だそうで、あの反応は決して儀礼的なものでなかったと聞いた。全部で演奏14曲の、スタートは軽快な歌、楽しい歌であったがすぐに手拍子が会場から湧きあがる盛り上がりとなった。その中で、ヒロシマ、ナガサキ、フクシマのテーマの曲に、観客がもっとも感動されたことは素晴らしいことであった。 藤井幸枝氏レポート「うたごえ新聞4月22号より」から引用させていただくと、「『ヒロシマ』『ナガサキ』という言葉が発せられると客席の空気が変わった。(福島をテーマにした「フルサト」の演奏で)「さよなら」の意味が分かるのだろう。くりかえされるそのフレーズに涙ぐむひともいる。「鐘」「石」の凝縮した音と詩の世界を受け止めようとする聴き手の背中に力が入っている。」3 地球の未来に希望を持った講演
次に感銘を受けたのは、ドイツでの「再生可能エネルギー転換」の講演で、一人の日本の青年科学者のがんばっている姿に巡り合えたことだった。以前に「ドイツへ行くなら反原発の団体や脱原発研究の話を」と、ツーリストの山村さんに提案していたことが実現した結果だった。4 ひまわりを胸にドイツ、日本全国の合唱団の皆さんとの交流!!
この写真を見て欲しい。交流会での独自の手作りひまわりを「復興支援のシンボル」として紹介しながら、現地の合唱団の胸に付けてもらった時のものである。私たちの片言ことではあるが、必死に被災地や福島の話を訴えると、ドイツの合唱団の皆さんも大いに共感、涙されるドイツの方もいた。5 終りに
自分たち二人だけの旅も含めて、私たちに迫ってきたのは、その土地でしか見られぬ街並み、文化財、博物・美術館の、文化の素晴らしさであった。期間が「イースター(復活祭)」であったこともあって、キリスト教文化の美しい飾り付けが目に付いた。街の各所に立派な教会があり、誰でも入り、祈ることができる。旅の後半、持っていったパソコンメールに、旧団員だったSさんの訃報が飛び込んできた。交通事故による突然の死去だった。ちょうどミサに出て、被災地で亡くなられた親御さんのことを祈っていたころだった。その祈りはSさんへのものでもあったことを後で思った。 またその時を同じく祈っていた教会で見た人の姿は、同じく敬虔な人間の姿だった。笑う顔も泣く顔も同じだった。その喜びや悲しみを人間的な高度な表現で表すものが、「文化」だと思った。ヨーロッパ文化の奥深さと美しい独自性を感じたが、その人間が追求する本質は同じであると思うことができた旅だった。地球の上で人間がこれからも長く幸せに生きていけるための「文化・音楽」を追求していきたいと、意欲をもって日本に帰ってくることができた。〒659-0062
兵庫県芦屋市宮塚町12-19
TEL 0797-22-9438