第ニ十章 こまくさ会<歌とお話の集い>で草の根の活動!!
施設の皆さんと共に歌う会、大きな声で!!
「千の風になって」♪手話振付で盛り上がり
2014年6月11日(水)・尼崎市「福成園」ホール<こまくさ会・集い>にて
私たちは常に歌の力による東北支援の思いを、全国各地の皆さんに、それがお子さんであってもハンディキャップをお持ちの皆さんでも、隅々の方々へ伝えたいと願っています。
最近とみにその思いは大きく、草の根の小さな場所でも、それが根を張って広がるためにはとても大切な活動だと思っています。そういう意味で、今回ボランティアグループ「こまくさ会」からの、「福成園」<歌とお話の集い>への出演依頼があった時は、喜んでお引き受けしたのでした。<こまくさ会>は<コスモス会>ともに、フリーマーケットの売り上げを私たちのプロジェクトにカンパしてくださり、その感謝の気持ちもありました。またこの会には<アモーレ>の川野奈美枝さんや<奇跡の街合唱団>の近藤かづこさん、射手矢勲子さんもおられ一緒に出演協力してくれることは、大変心強いことでした。そのために5人そろっての歌唱や伴奏の練習もでき、気持ちの盛り上がりをもってこの日を迎えることができたのでした。
さて本番開始の、6月11日(水)の13時には、「福成園」のホール会場の前半分に敷かれたシートには施設の関係の皆さん、後の椅子には「こまくさ」の皆さんがずらりと座られ、30名以上の観客一同が、わたしたちの登場を心待ちにしてくださっていました。
開演すぐに檀の独唱による「離れていても」や女声も共に「おらぁこごがいい」の支援曲の歌声が響き、大きく雰囲気が盛り上がっていきました。その中で村嶋の支援活動の話、続いてTBSのDVDも見ていただき、むずかしい話にもかかわらず障害のある方々も含めて、皆さん食い入るように聴いてくださったことは、とても嬉しいことでした。
DVDの後は、「見上げてごらん」や「大きな古時計」など支援の心を送りながら一緒に歌い合うようになると、前に座っていた女の子が隣りで歌ってくれ始めました。かのんちゃんを思い出しました。さらにはその後は、施設の皆さんの独壇場!!踊る・歌う・手遊びで歌うなど大盛り上がりの連続っ!!私たちも思わず踊っていた?!
で、最後は再び檀の「千の風になって」で静かに支援の心を引き戻し、「ふるさと」の大合唱で締めとなりました。障害のある皆さんの様子をよく知っている施設の職員の方からは、「今日はフルメンバーの参加、こんなに集中していることにびっくりした。」「この子は支援の話に泣いていた。」など話も歌も心に伝わったことを教えてくれました。最後に「このプレゼントしてくれた手造り<ひまわり>でダンスを踊っていいですか?」との質問があり、とっても嬉しく、「もちろんっ!!」の返答をして、喜びあっての握手握手のお別れをしました!!
その後、第二部の「おこしかけ・茶話会」に呼んでいただきました。こまくさ会の運営をされている清水富美子さんのご自宅の一角のお座敷二間に、会員の皆さんが楽しげに集われました。そして1人ずつ感想をいただき、今日の会が「生演奏を身近で聞けて感動した」などとても良かったことを述べてくださいました。その中で、「歌にはどんな人の心、障害を持たれている方々の心も開き、共通語として結んでくれる力がある。今日もその証明をした」との印象的な話もなされました。そして今後も続けて、「かのんちゃんたちが大きくなるまで」、私たちのプロジェクトへのカンパ活動を続けてくださることを約束くださったことは、とても嬉しいことでした。(そのためには私たちは元気でいなきゃあ、とも思いました。)
今回の陸前高田支援ツアーに、こまくさ会から3人、コスモス会から5人の計8人もサポーターの皆さんが参加されることも嬉しいことです、そのツアー成功に繋げるため、6月先遣隊、行ってきま~す!!
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