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活動報告report


 第三十四章 「いつにない笑顔」を引き出し大盛り上がり、
               福祉施設で『あいあいコンサート』!!

 

 9月30日(土)、福祉施設「あいあい」でコンサートを成功させるができました!! この日は、大人団員15名と子ども団員4名の計19名もの団員が参加、「キャツツイン アイアイ」と題してネコで登場したしたことも、大きな盛り上がりの要素とな りました!! この出演は、3年前の2014年6月に同じ系列の「福成会」施設に出演させてもらい好評を得たことで、尼崎市杭瀬に新しくできた「あいあい」からの出演要請となっ たのでした。 (詳細は、活動報告 「第二十章」に掲載していますので振り返ってごらんください。)
 さてこの日、職員の責任者の山本さんが出迎えてくれ、「デイサービス」の利用者さんの参加人数はいつもよりはるかに多く、職員を合わせて50名近くもの参 加と、嬉しいお知らせがありました。こちら側のリハーサルがちょっと集合に手間取り12時半からになってしまい、会場にすでに何人もの観客が集まっていました。今 回はどうしてもダンスを披露しようと急きょ場所決めをしたり、あわただしく出演予定の13時となってしまいました。すでに用意された椅子は利用者さんによって一杯 埋められ、今か今かと待ち受けられる中での開催となりました。

 プログラム初めはやはり盛り上がりのある「ネコほど素敵な商売はない」からスタート。元気な歌声からの始まり、子どもが出てきた時は大喜びで大成功!! その盛り上がりの中、次はいよいよ初ダンスの「キャッンスキャット」、駆け込み本番であったにもかかわらず、会場からの拍手に支えられ、7人のダンスメンバー も何とかやり遂げることができました。
 

 次は檀美知生のソロで始まる「離れていても」。歌詞の内容に障がいのある人たちも、しっかり聴き入ってくれました。さらに次は会場の皆さんにも振り付けを教え て臨んだ「がんばってらサンバ」。子どもたちも加わり、ひときわ大きな拍手をもらいました。 そして5曲目の「いのちと地球の物語」。「もっともっと・・」の手拍子も協力してもらい、次の歌う会へも期待を膨らませて第一部を終えることができました。 次の第二部の「歌う会」では、その期待を大きく膨らました風船に込め、両手に抱えて入場。「365日の紙飛行機」の歌の最後の所で、「飛んで行け~」と共に風 船を離すと、音を立ててて風船が飛び交い、皆さん大喜びしてくれました。次にリクエストからの「世界に一つだけの花」、さらには「幸せなら手をたたこう」で動作 入り、そして「ふるさと」と「千の風になって」を、会場の皆さんも前に出て参加し、歌ったり、踊ったりで、本当に楽しく歌う会も成功させることができました。
 

 お別れの時、利用者の方から満面の笑みと共に、何度も何度も握手を求められました。 そして帰宅後、山本さんからのこんなお礼のメールも頂くことができました。 「本日はキャッツインあいあい、素敵なステージをありがとうございました。みなさまのあついステージで、利用者様のいつにない笑顔や反応を見ることができまし た。また利用者だけでなく職員一同もみなさんから元気を頂きました。本当にありがとうございました!!」
 3年前の「福成会」での活動では、2014年1月に果たした「奇跡の街」のTBS特集番組を見ていただきました。津波で両親を亡くした海音ちゃんたちを関西に招 待しての公演を特集してくれた番組でした。それを障がいのある方にも、きちんと津波やボランティア活動のことを伝えたいとの思いから見て頂きました。その時のこと を覚えてくれていた人たちがいて、「悲しいことの話」に、「地震」と言っていたことがとても印象的でした。今回は「放射能」のことについて少しだけでした が、お話しすることができました。
 また、今回小学生団員4名も参加し、こういう活動を肌身で感じた体験をしたことがとても良かったと思います。人に喜びを与える活動の素晴らしさこそ、何のため に歌うのかの原点なのですから。たとえ地域のこうしたミニコンサート、それが手弁当の出演であったとしても、歌う会の音源や必要な機材を想定して用意し、歌も内 容もきちんと取り組んだことを誇りに思います。この新しくできたばかりの施設の職員の方から、「また是非、是非来て頂きたい」との熱い再びの要請を受け、私たち の果たすことのできた役割の大きさを感じました。団員各人、達成感で満たされた思いで帰路に着くことができました。 このような「草の根」の活動こそ、大きな公演での感動を与える舞台を拓くものであることを胸に刻みたいと思います!!



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